今日の一着:水色の男性用スーツ(1780年イギリス)
今日の一着は、水色のウール地と丸襟がかわいいイギリスの男性用スーツです。
この時代の服にしては比較的控えめな幾何学的模様の刺繍と、全体的に丸っこいシルエットがかわいい。
そして、ちょっと視線を下にずらすと…裏地はぱあっと華やかな真紅です。
水色×赤の補色な組み合わせですが、ちゃんと刺繍の中には赤い丸いスパンコールが縫いつけられていて、裏地の赤とマッチしています。
水色の清廉そうな感じと赤の華やかさ、元気さが若々しい印象のスーツですね。
話は変わりますが、やっぱりイギリスの服はイギリス!って感じがします。これも絶対フランスじゃないですよね。他の地方にはない重厚さが特徴だと思います。
あとはやっぱりウール率が高い笑
“Suit” by British via The Metropolitan Museum of Art is licensed under CC0 1.0